JR東海、駅弁新ブランド「車窓食堂」を発足 二段重で楽しみを演出20周年の節目にデビュー(2/2 ページ)

» 2022年09月27日 17時17分 公開
[季原ゆうITmedia]
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開発の背景は?

 「二段重 海 〜金目と鯖の煮魚〜」は、だしと醤油でふっくらと煮上げた金目鯛の煮つけと、脂がのった鯖(さば)の優しい味わいの味噌煮が主役の駅弁としている。

 東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪駅、リニア・鉄道館の「DELICA STATION」など同社の駅弁売店で、10月1日に発売する。

photo コンペを行い新ブランド「車窓食堂」に(出所:プレスリリース)

 ジェイアール東海パッセンジャーズの担当者は、開発の経緯を以下のように話す。

 「プロジェクトは1年半以上前にスタートしました。駅弁がお客さまにもたらすことのできる価値は何か、信頼感と上質感を伝えるためにはどうしたらよいか、などを検討して進めてきました。コンペをし多数のデザイン案と名称案から検討を重ね『車窓食堂』としました」

photo ロゴ(左:基本カラー、右:展開カラー)(出所:プレスリリース)

 20周年という節目にブランドのデビューを記念し、これまでにないものを検討したという。その一つに2段重という形を採用し、食べる楽しみを演出した。

 「車窓食堂の豊かな時間になぞらえて新幹線の風景『山』と『海』をヒントにメニューを開発しています。20周年の節目に、あらためて駅弁の価値(豊かな時間の提供)を車窓食堂という形で再定義し伝えていきたいと考えています。より多くのお客さまに車窓食堂の駅弁を手に取っていただき、豊かな時間を感じていただくことを期待しています」

photo ブランド発足を記念しフォトコンテストを実施(出所:プレスリリース)
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