佐藤: トライアンドエラーを繰り返しながらも決断を続けていけば、自分もマネジメントの対象者も前に進めることは理解できました。ただ、僕や澤井さんの場合は業界の特性上、「やりたいこと」にあふれている人たちをマネジメントしているから、このやり方がうまくいくのかなと思っていて。
一般の企業だと「そもそも夢ややりたいことがない」という人も多いですよね。そういう方が自分のマネジメントする会社やチームに入ったときは、どうアプローチしたらいいと思いますか? 配属されたからにはマネジャーとして向き合わなきゃいけないし……。
澤井: これは難しいですよね……。過去、会社員として働いていたときにそういう従業員のマネジメントを任されたことがあるんです。僕なりにその人のモチベーションがあがるよう試行錯誤してみたのですが、結局短期間で辞めてしまったり、時にはバックレられてしまうこともありました。
澤井芳信 スポーツバックス 代表取締役 京都成章高校では主将を務め、1998年夏の甲子園決勝戦で松坂大輔擁する横浜高校と対戦し準優勝。同志社大学では3年時に関西学生リーグベストナインを獲得。社会人野球「新日鐵君津硬式野球部」(現・日本製鉄かずさマジック)に所属。4年間プレーし引退後、スポーツマネジメント会社に就職。2013年に独立し、スポーツバックスを起業。上原浩治はじめ13人のマネジメントに加え、トレーナー派遣事業「BodyUpdation」や鈴木誠也のMLB移籍で手腕を発揮するなど「スポーツをデザインする」を理念にさまざまなスポーツ事業を手掛ける。佐藤: やりたいことがないと、マネジャーが何を言っても響かないと思います。そう考えると、まずは「やりたいこと」を見つけてもらうのが一番かもしれません。
澤井: 佐藤さんはやりたいことをどのように見つけましたか?
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