【編集履歴:22年10月5日午前7時40分 「Python」の綴りに誤りがありました。おわびして訂正いたします】
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
プログラミングスクールを運営するSAMURAI(東京都千代田区)は「初心者からプログラミング学習を始めた人の意識調査」を実施し、100人から回答を得た。プログラミング学習の初心者が最初に学んだ言語で最も多かったのは「Python」(24%)だった。
「Python」に次いで「Java」(22%)、「C言語」(16%)と続いた。上位3言語で6割を占めた。
主な学習方法について尋ねたところ、1位は「オンライン学習サイト/サービス」(32%)、2位「本・書籍」(20%)、3位「YouTube」(18%)、4位「スクール」(15%)――となった。独学で学習を始めている人が多いことが分かった。
プログラミング学習で苦労したことは「分からないことやエラーの解決」と回答した人が31%で最多だった。次いで多かったのが「専門用語やコードを書く際のルールへの理解」(25%)だった。
プログラミングを学習してよかったことは「現職・就職先、働き方の選択肢が広がった」が28%で最多となった。「副業での報酬獲得に生かせた」(22%)、「今の仕事に生かせた」(21%)と続き、プログラミングスキルを持つことで、自身のキャリアに生かすことができたと実感する人が多いことが分かった。
効率よくプログラミングを身につけるのに必要なものを聞いたところ、1位は「実践の場」(30%)、2位「分からないことをすぐに聞ける環境」(25%)、3位「毎日続けて勉強する習慣」(18%)――となった。インプットだけでなく、アウトプットしながら疑問をすぐに解消できる環境が必要だと感じている人が多い傾向であることがうかがえた。
調査はクラウドワークスに登録している初心者からプログラミング学習を始めた男女100人を対象に実施した。調査期間は8月7〜21日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング