最初に学んだプログラミング 3位「C言語」、2位「Java」、1位は? 100人に聞いたSAMURAIが調査

» 2022年09月30日 07時30分 公開
[季原ゆうITmedia]

【編集履歴:22年10月5日午前7時40分 「Python」の綴りに誤りがありました。おわびして訂正いたします】

仕事に役立つ調査データ:

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 プログラミングスクールを運営するSAMURAI(東京都千代田区)は「初心者からプログラミング学習を始めた人の意識調査」を実施し、100人から回答を得た。プログラミング学習の初心者が最初に学んだ言語で最も多かったのは「Python」(24%)だった。

photo SAMURAIは「初心者からプログラミング学習を始めた人の意識調査」を実施した。画像はイメージ(ゲッティイメージズ)

 「Python」に次いで「Java」(22%)、「C言語」(16%)と続いた。上位3言語で6割を占めた。

photo 最初に学んだプログラミング言語(出所:プレスリリース、以下同)

 主な学習方法について尋ねたところ、1位は「オンライン学習サイト/サービス」(32%)、2位「本・書籍」(20%)、3位「YouTube」(18%)、4位「スクール」(15%)――となった。独学で学習を始めている人が多いことが分かった。

 プログラミング学習で苦労したことは「分からないことやエラーの解決」と回答した人が31%で最多だった。次いで多かったのが「専門用語やコードを書く際のルールへの理解」(25%)だった。

photo プログラミング学習で苦労したこと

 プログラミングを学習してよかったことは「現職・就職先、働き方の選択肢が広がった」が28%で最多となった。「副業での報酬獲得に生かせた」(22%)、「今の仕事に生かせた」(21%)と続き、プログラミングスキルを持つことで、自身のキャリアに生かすことができたと実感する人が多いことが分かった。

photo プログラミングを学習してよかったこと

 効率よくプログラミングを身につけるのに必要なものを聞いたところ、1位は「実践の場」(30%)、2位「分からないことをすぐに聞ける環境」(25%)、3位「毎日続けて勉強する習慣」(18%)――となった。インプットだけでなく、アウトプットしながら疑問をすぐに解消できる環境が必要だと感じている人が多い傾向であることがうかがえた。

photo 効率よくプログラミングを身につけるのに必要なもの

 調査はクラウドワークスに登録している初心者からプログラミング学習を始めた男女100人を対象に実施した。調査期間は8月7〜21日。

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