ローソン、“脱・コンビニ袋パン”を掲げ「マチノパン」をリニューアル 香りと食感にこだわった新作5品専門店品質(1/2 ページ)

» 2022年10月07日 14時33分 公開
[ITmedia]

 ローソンは生地の香りや食感、製法にこだわった専門店品質のベーカリーシリーズ「マチノパン」をリニューアルする。“脱・コンビニ袋パン”を掲げ、利用者の意見を反映した商品開発を強化した。10月11日は第一弾として、「ショコラスフォリアテッラ」「ベーコンエピ マスタード」など新作を5品発売する。

パン ローソン、“脱・コンビニ袋パン”を掲げ「マチノパン」をリニューアル(出所:プレスリリース、以下同)

 利用客を対象に「ベーカリーに対して期待すること」を調査したところ、「香り(小麦粉やバターの香り)」「食感(ぱりぱり、もちもち、がりがり)」など「生地に対する期待」が多く挙げられた。これを受け、香りと食感をさらに追求し、ブランドリニューアルに踏み切った。

 商品コンセプト開発部 シニアマーチャンダイザーの大澤勝司さんは「コンビニのベーカリーは、近くで買えることや食べやすさなどの“利便性”で選ばれることが多いのが現状です。専門店と同様に“品質に対する信頼”を得ることができれば、コンビニパンの概念を変えられると思い、今回、一からレシピ・製法を見直しました。生地の香りとこれまでにない食感を楽しめる自信作となっています」と意気込む。

パン バケット系商品は新作3品

 バゲット系商品は、胚芽部分や外皮に含まれるミネラル分である“灰分”が多いフランスパン専用粉や、風味が損なわれにくい石臼びきの小麦粉を一部使用。本格的な香りや食感を追求した。また、生地に含まれる水分比率を従来のベーカリーよりも高め、これまでの商品より30度高い温度で焼成することで、本格的な香ばしさと引きの強い食感を実現している。

パン 「明太子フランス」(160円)

 「ベーコンエピ マスタード」(160円)は、香ばしく引きの良いフランスパンに、程よい硬さでうまみの強いショルダーベーコンとマスタードを合わせた。

パン 「ベーコンエピ マスタード」(160円)

 「レーズンバターバゲット」(160円)は、レーズンを練りこんだバゲットに有塩バターをサンド。レーズンの甘味とバターの塩味の甘じょっぱい味わいが楽しめるようにした。

パン 「レーズンバターバゲット」(160円)
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