消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
国内外の旅行ツアーを企画する阪急交通社(大阪市北区)は、全国の20代以上の男女を対象に「紅葉」についてのアンケート調査を実施した。紅葉狩りを目的として行ったことのある旅行先を聞いたところ、1位は「京都」だった。
2位は「日光(栃木県)」、3位は「箱根(神奈川県)」と「 香嵐渓(こうらんけい、愛知県)」、5位は「奈良」だった。
1位の「京都」の紅葉の見ごろは例年11月上旬〜12月中旬であり、清水寺や北野天満宮、嵐山など紅葉の名所が至るところにあり紅葉を背景に神社仏閣を眺められるところが魅力と評価した声が多かった。
京都で見られるもみじの多くは「イロハモミジ」といい、葉は小ぶりで、紅葉の時期に鮮やかな赤に色づく。京都は紅葉に適した環境にあるとも言われていて、自生した木々の他、美しい景観になるよう庭園に植えられた木々も多いのが特徴である。
2位の「日光」の紅葉の見ごろは9月下旬〜11月中旬で、道路から紅葉を眺めることができる「いろは坂」が有名。馬返しと中禅寺湖畔を結ぶ観光道路で、48カ所もあるカーブとともに、長く続く紅葉の風景が楽しめる。
ほかにも、中禅寺湖では湖面に映る紅葉を、遊覧船からも眺めることができるほか、華厳の滝や、竜頭の滝、霧降の滝(きりふりのたき)などの名瀑で紅葉が楽しめるのも、日光の紅葉狩りの魅力という意見が聞かれた。
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