消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
個人向けカーリースサービスを提供するナイル(東京都品川区)は、自家用車を持つ全国の男女を対象に、「毎月のガソリン代金や駐車場代金、保険料金など車の維持費」についての調査を実施した。毎月のガソリン代金について聞いたところ、最も多かったのは「5000〜1万円未満」(42.3%)だった。
次いで「0〜5000円未満」が25.9%、「1〜2万円未満」が24.3%と、ほぼ同率だった。
2年前の調査と比較し、「0〜5000円未満」の割合が減り、一方「5000〜1万円未満」「1〜2万円未満」「3万円以上」の割合が増えていた。原油高によるガソリン価格の高騰が家計にも大きく影響していることがうかがえた。
毎月の駐車場代金を聞くと、最も多かったのは「5000〜1万円未満」で40.6%、次いで「0〜5000円未満」が27.6%、「1〜2万円未満」が23.9%だった。
前回調査でもボリュームゾーンは「5000〜1万円未満」と、今回の調査と同じ結果が得られた。しかし、「1〜2万円未満」「2〜3万円未満」「3万円以上」の割合は減少し、その分「0〜5000円未満」「5000〜1万円未満」の割合が増加。全体的に駐車場にかける費用は2年前よりも下がっていることが分かった。
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