消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ナビット(東京都千代田区)は、全国の主婦を中心としたモニター会員の男女を対象に、「カップ麺について」アンケートを実施した。好きなカップ麺は何か聞いたところ、「日清 カップヌードルシリーズ(シーフード、カレーヌードル含む)」が最多だった。
好きな理由としては、「かやくやスープの小袋がなくお湯を注ぐだけで済むから」「いつ食べても美味しい。たまにしか食べないので一番標準的な味だから」「たまに無性に食べたくなる」などの声が聞かれた。
他に「日清 UFO」「日清 どん兵衛」「東洋水産 マルちゃん赤いきつね」「まるか食品 ペヤング」「東洋水産 マルちゃん麺づくり」「日清 麺職人」という回答も多かった。
カップ麺は好きかの問いに、「好き」と答えた人は35.7%、「どちらかといえば好き」は46.3%で、合わせて82.0%がカップ麺を好きだということが分かった。
カップ麺を食べる頻度を尋ねた。最も多かったのは「月1日程度」(25.5%)、次いで「2〜3週間に1日程度」(21.0%)、「半年に1回程度」(17.5%)、「週1日程度」(14.8%)という結果だった。週に1日〜月1日程度の頻度で食べている人が多いことがうかがえた。
昨今のエネルギー価格の高騰や輸入小麦の値上げなどにより食品関連の値上げラッシュが続き、カップ麺も約5〜12%程度の値上げが行われた。カップ麺の売り上げが今後どう変化するのか、注視される。
今回の調査は、全国の主婦を中心としたモニター会員の男女を対象に、インターネットで行った。期間は8月、有効回答数は1000人。
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