楽天は、2024年卒業予定の学生を対象にした「インターンシップ人気企業ランキング」を発表した。その結果、ニトリが4年連続で1位を獲得した。2位は楽天(昨年4位)、3位ソニー(同14位)、4位資生堂(同11位)と、昨年から順位を上げている企業がそれぞれランクインした。
また、業界別では上位20社のうち、ソニーグループ(3位)、パナソニック(7位)、トヨタ自動車(8位)、アイリスオーヤマ(13位)、富士通(14位)、バンダイ(17位)、日立製作所(20位)と、電気/機械/材料の業界企業のランクインが最も多くなった。
「インターンシップのプログラムで一番重視したいこと」を尋ねてみると、「社内の雰囲気が分かる」(33.9%)が、昨年から減少したものの、引き続き最多となった。以下、「職業体験ができる」(27.0%)、「採用に直結している」(19.0%)が続く。同社は「学生からは社内の雰囲気や実際の業務を体験する他、採用につながるインターンシップのニーズが引き続き高い傾向にある」と分析している。
「SDGsについてどの程度知っているか」を尋ねてみると、「詳しく知っている」「少し知っている」と回答した人の合計は90.1%だった。また、「SDGsを推進している企業に対し、志望度に影響があるか」を尋ねてみると、「とても影響がある」「少し影響がある」と答えた人は55.9%で、昨年から増加した。
同様に、DXについての認知度を調査してみると、「詳しく知っている」「少し知っている」と回答した人の合計は51.3%と、昨年よりも増加した。志望度への影響については、「とても影響がある」「少し影響がある」と回答した人の割合はそれぞれ増加しており、SDGsやDXの推進が、学生の入社志望度に影響する傾向が高まっていることが分かった。
調査は4月7日〜8月4日、24年卒業予定の学生1330人を対象に、就活情報サイト「楽天みん就」と「楽天みん就」主催の就職イベントにて実施。学生がインターンシップに参加したい5〜7社を選択し、各企業を志望する理由を回答したものを、楽天が独自の算出方法で集計した。
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