オウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」を運営するBIGLOBE(東京都品川区)は、全国の10〜60代までの男女を対象に、「ハラスメントや性加害」に関する調査を実施した。パワハラを受けたことがある割合は、10〜20代は20%台だったが、30〜60代になると30〜40%台と年代で差がある結果となった。
内訳は、10〜20代男性の「あてはまる」が12.7%、「ややあてはまる」が13.7%と、合わせて26.4%が「パワハラを受けたことがある」と回答。10〜20代女性は「あてはまる」が12.3%、「ややあてはまる」が13.7%と、合わせて26.0%がパワハラを受けた経験があること回答した。
一方、30〜60代男性は「あてはまる」(17.0%)と「ややあてはまる」(17.5%)を合わせて34.5%、30〜60代女性は「あてはまる」(23.0%)と「ややあてはまる」(18.5%)を合わせた41.5%がパワハラを受けたことがあると答えた。年代とパワハラ経験率は比例することが分かった。
20代では「あてはまる」(14.2%)、「ややあてはまる」(14.6%)合わせて約3割が「パワハラを受けたことがある」という結果となり、10〜20代でのパワハラ経験者はほぼ20代が占めていた。
40〜50代は「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した割合が4割強と特に多かった。性別では、10〜20代の若年層では差は見られなかったが、30〜60代では女性の方が「パワハラを受けたことがある」と回答した割合が高かった。
セクハラを受けたことがあるか尋ねた。10〜20代の若年層男性は、「あてはまる」(4.3%)、「ややあてはまる」(9.3%)と、合わせて13.6%があると回答。女性は「あてはまる」(10.7%)、「ややあてはまる」(13.0%)と、合わせて23.7%がセクハラを受けたことがあるという結果であった。
30〜60代では、女性は「あてはまる」(20.0%)、「ややあてはまる」(18.0%)と合わせて38.0%と4割弱に上った。男性は「あてはまる」(5.0%)、「ややあてはまる」(5.5%)合わせて10.5%と、女性と男性30ポイント程の差がみられた。
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