企業の情報収集で利用するツールについて尋ねると、最も多かったのは「会社のホームページ」(67.0%)だった。次いで「口コミサービス」(65.8%)、「面接官への逆質問」(38.7%)という結果に。
1位と2位である「会社のホームページ」「口コミサービス」と、3位の「面接官への逆質問」を比較すると、約2倍の回答差があり、検索するだけで気軽に情報を収集できるツールの方が好まれやすい傾向が分かった。また、「社員や会社のSNS」という回答は1割程度にとどまった一方で「社員インタビュー」(35.6%)は3割を超える結果となった。
入社後、ギャップを感じなかったツールについては「口コミサービス」(34.2%)が最も多かった。「社員インタビュー」(14.7%)、「面接官への逆質問」(13.7%)と続いた。口コミサービスは匿名で投稿でき、よりリアルな情報を得られるためと考えられる。
企業は十分に自社の情報を提供できていると思うか尋ねたところ、「できている」と感じている割合は15.1%にとどまった。回答した人からは、「候補者を選別することに専念しており情報提供はまともにしないのが一般的」(50代/男性)、「都合の良いことばかりが記載されていて、生の声を知ることができないから」(20代/男性)などのコメントが集まった。
調査は、2022年10月5〜10日の期間で、1年以内〜10年以上勤務しており、20〜1000人以上規模の会社に所属している20〜50代男女351人を対象に実施した。
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