Z世代が選ぶ「ハロウィンあるある」 2位「ハロウィンの意味を知らない」、1位は?

» 2022年10月22日 07時15分 公開
[季原ゆうITmedia]

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 キーボードアプリ「Simeji」を提供する中国バイドゥの日本法人(東京都港区)は、アプリユーザーを対象にハロウィンに関するアンケートを実施し「Z世代が選ぶ!!ハロウィンあるあるTOP10」を発表した。その結果、1位は「ハロウィン衣装やメイクグッズは100円ショップでそろえる」だった。2位は「ハロウィンの本来の意味や由来を知らない人が多い」、3位は「『トリック・オア......?』お決まりのフレーズを忘れる」と続いた。

photo ハロウィンのイメージ(提供:ゲッティイメージズ)

ハロウィンメイク「安く、簡単にすませたい」などの声

 「ハロウィン衣装やメイクグッズは100円ショップでそろえる」と回答した人からは「100円でクオリティ高い!」「コスパいい」「安く、簡単にすませたい」とのコメントが集まった。年に1回の行事のため、そこまでお金はかけずに楽しみたいと思っている人が多いようだ。

photo ハロウィンメイクのイメージ(提供:ゲッティイメージズ)

「ハロウィンの意味を知らない」 文化の違いが要因?

 2位の「ハロウィンの本来の意味や由来を知らない人が多い」と回答した人からは、「仮装がメインって感じがする」「周りに聞くと知っている人少ない」「それ意味違うよってなることが多い」などのコメントが見られた。

 日本では、ハロウィンは子ども・大人関係なく仮装をして楽しむイベントとして定着している。これに対し、海外では子どもたちが食べ物を集めて回るという習慣がある。2位に入った背景には、文化の違いがあるとみられる。

 3位の「『トリック・オア......?』お決まりのフレーズを忘れる」と答えた人からは、「長い」「覚えられない」など、言う機会がなく忘れたという声も挙がった。なお、「Trick or Treat」(トリック・オア・トリート)は「お菓子をくれなければイタズラするぞ」という意味だ。

 4位以下は「街や色々な商品が紫とオレンジの配色になりがち」「リアルすぎるハロウィンメイクに驚愕」「渋谷など都会には行きたくない」などがランクインした。

 残りのランキングの詳細や、寄せられた意見の詳細は公式Webサイトで公開している。

photo Z世代が選ぶ!!ハロウィンあるあるTOP10(Simeji調べ)

 調査は10〜24歳の男女514人を対象に、アプリ上で行った。集計期間は9月8〜20日。

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