ABEMA、「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」を生中継 格闘技の有料課金に商機(2/2 ページ)

» 2022年10月24日 20時40分 公開
[ITmedia]
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アーカイブチケットも用意

 「ABEMA」が運営するPPV(ペイパービュー、有料課金型のオンライン視聴システム)では、1コンテンツごとにABEMAコインを購入すると、視聴できるようにしている。

ミノワマン選手

 11月5日までの前売りチケットはABEMAコイン4160コイン(4992円相当)、大会当日はABEMAコイン4580コイン(5496円相当)で販売する。また、アーカイブチケットを用意。大会の翌日11月7日以降はABEMAコイン2500コイン(3000円相当)で視聴できるようにした。

 格闘技ビジネスではPPVが、注目を集めている。6月に東京ドームで開催した、那須川天心選手と武尊選手の“世紀の一戦”をはじめとした「Yogibo presents THE MATCH 2022」では、「50万人以上がPPVを購入した(サイバーエージェントの藤井琢倫執行役員)」と発表されている。この大会は格闘技のみならず、歴史に残る興行となった。

 同大会では、ABEMAがPPVの一般チケットを5500円に設定しており、単純計算すれば25億円以上の売り上げがあったことになる。また、会場チケット「VVIP 1列席」(300万円)は早々に完売し、大きな話題となった。観客動員数は5万6339人で、チケット売り上げは20億円にのぼっているとみられることから、総合的な経済効果は約50億円ともいわれている。

 今回も、どこまでPPVの視聴者を獲得できるのか注目が集まる。

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対戦カードの一覧
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