消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
アプリ開発などを手掛けるソノリテ(東京都千代田区)は20代女性1000人を対象に「リモートハラスメント」に関する調査を実施した。リモートハラスメントについて、約4割が「受けた経験がある」と回答。具体的な内容を聞くと、1位は「Webカメラを常につなげた状態にするよう強要された」、2位は「チャットやメールなどで常に監視された」となった。
最初に「どれくらいの頻度でリモート会議を行っているか」と質問したところ、「週に2、3回程度」(36.4%)が最も多く、「ほぼ毎日」(24.7%)、「週に1回程度」(22.8%)と続いた。
「リモート会議とオフライン会議はどちらがいいと思うか」と聞くと、「リモート会議」(70.9%)、「オフライン会議」(29.1%)という結果になった。
次いで「リモート会議とオフライン会議はどこが大きく異なると思うか」と質問すると、「発言のタイミング」(61.6%)、「ディスカッションのしやすさ」(49.7%)、「意思疎通のしやすさ」(44.1%)の順に回答者が多かった。
「リモートのほうが適するのに、オフライン会議になっていることはあるか」と尋ねると、「ある」(54.2%)、「ない」(45.8%)という結果になった。
回答者に「リモート会議、オフライン会議でやりづらいこと」を聞いたところ、「資料を見せて説明をするのはリモートの方が簡単だが、相手の反応はリモート会議では分かりづらいのが難点」(大阪府)、「リモートは話のタイミングが難しい、オフラインは話しづらい」(静岡県)といった意見が寄せられた。
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