「リモートハラスメントを受けた経験はあるか」と質問したところ、「ある」(39.9%)、「ない」(60.1%)という結果になった。
「ある」と回答した人に「どのようなハラスメントを受けたか」と尋ねると、「Webカメラを常につなげた状態にするよう強要された」(46.2%)、「業務中にチャットやメールなどで常に監視された」(33.0%)、「オンライン飲み会への参加を強要された」(32.5%)と続いた。
回答者からは「ちゃんと仕事をしているのかと疑われ、常にWebカメラをつなげた状態にさせられた」(宮城県)、「部屋の中を見せてと言われた」(愛知県)、「背景設定なしのWebカメラを強要された」(東京都)といった声があった。
「ハラスメント通報窓口を知っているか」と質問すると、「知っている」(48.6%)、「知らない」(51.4%)という結果になった。
最後に「リモートハラスメントをなくすためにはどのようなことが必要だと思うか」と聞くと、「リモートワーク中のマナーやルールを定める」(57.5%)と回答した人が最も多かった。次いで「社内に相談窓口を設置する」(52.5%)、「社員教育を徹底する」(35.9%)となった。
調査は10月17〜19日にインターネットで実施。調査対象者は週に1日以上リモート勤務をしている20代女性(従業員500人以上の企業の正社員)で調査人数は1011人。
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