東京商工リサーチ(TSR)は国内の大手外食122社を対象に、2022年1月から11月上旬までの値上げ、および値上げによる価格改定を調査した。その結果、大手外食の約7割がメニュー価格の値上げを実施していることが分かった。前回調査した9月以降も35社の46ブランドが値上げに踏み切り、ラッシュが続いている。
値上げ回数は「1回」が54社(構成比44.2%)と半数近くを占めた。一方で「値上げしていない」とした企業は40社(同32.7%)だった。複数回の値上げを実施した企業は、「2回」が25社(同20.4%)、「3回」が3社(同2.4%)となった。値上げを複数回実施したのは、ファストフードや中華・ラーメン、回転寿司など、1品当たりの単価が安い業態で多く見られた。
値上げで困るものランキング 2位は「食パン・菓子パン」、1位は? 10月の値上げリストも確認
スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」 両者を分ける“4つのスキル”とは?
「優秀だが、差別的な人」が面接に来たら? アマゾン・ジャパン人事が本人に伝える“一言”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング