デザインも好評のようで、店舗スタッフは「『カラーやデザインがクール』という声が多い」と話す。記者がコスタリカ戦をスタジアムで観戦した際、日本人サポーターが集まる座席付近には、日本代表のユニホームをまとった外国人サポーターの姿が目立った。
英プレミアリーグのブライトンのファンという英国人男性は「(ブライトン所属の)ミトマ(三笘薫選手)を見に来た。日本のユニホームが欲しかったが、見つけられなかったのでブライトンのユニホームを着てきた」とし「出場国の中で一番デザインがいいね! イングランド(のユニホーム)はうーん、イマイチ」とジョークを交え、笑顔を見せた。
なお、この英国人男性からは、ユニホーム交換の提案があったが、スペイン戦の観戦を控えているため、丁重にお断りした。
独アディダスは日本代表のユニホームデザインのコンセプトに「折り紙」を採用。同社によると、2002年に韓国と共同開催した日韓大会の決勝戦が行われた横浜国際総合競技場(日産スタジアム)では270万羽の折り紙が舞い上がったといい、そうした歓喜をもたらす祈りの象徴としての願いを込めたという。代表のこれまでの軌跡と「山折り・谷折り」を重ねることで進化するという思いも込められているそうだ。
(関連記事:独アディダス、サッカー日本代表新ユニフォーム発表 テーマは「折り紙」)
日本代表が所属するグループEには、ドイツとスペイン、コスタリカが同居している。提供元が米ニューバランスのコスタリカを除く、3国はサプライヤーが同じアディダス製だ。グループEは最終戦を前に全チームに決勝トーナメント進出の可能性があり、混戦となっているが、アディダス製ユニホームは次のラウンドで何チーム見ることができるか。
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