消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
サイボウズチームワーク総研は、都内勤務のビジネスパーソン3000人を対象に「2022年の労働観」について調査を実施した。今年の仕事を表す漢字を1字で聞いたところ、1位は「苦」だった。
22年は仕事面でどんな年だったのかを漢字1字で聞いたところ、1位は「苦」、2位は「忙」、3位は「変」、4位は「辛」という結果となった。
それぞれの字を選んだ理由は、1位の「苦」は「仕事が増えた、仕事がキツい」「コロナの影響で収入面が厳しい」「仕事が増えても給料が上がらない、生活が苦しい」、2位の「忙」は「仕事が増えた、残業が増えた」「コロナ対策、コロナが明けて忙しくなった」「人が足りず忙しかった」、3位の「変」は「仕事内容が変わった」「異動・昇進」「転職で環境が変わった」「役割やポジション、組織体制が変わった」などだった。
1年前と比べて財布のひもに変化があったかどうかを聞いたところ、最も多かった回答は「変わらない」の62%だった。「かたくなった」は28%、「ゆるくなった」は10%で、現状維持から、かたくなったという人が9割を占めた。
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