「紙トラブル番付」発表 「なんちゃってオンライン請求書」「契約書迷子」など、10のあるあるが選出DX推進を啓発

» 2022年12月06日 11時00分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 名刺管理サービス「Sansan」を提供するSansan(東京都渋谷区)は、アナログな紙書類に依存した業務で発生する「トラブルあるある」を「紙トラブル番付」として発表した。多くの企業で発生している紙書類の業務課題に焦点を当て、2023年のさらなるDX推進を啓発する。

書類 Sansanが「紙トラブル番付」を発表した(出所:プレスリリース 以下同)

 リモートワークが普及する現在も多くの企業で請求書・注文書などで紙の書類が残っており、調査対象のビジネスパーソンの6割以上が「紙の書類があることで、業務上の非効率が生じている」と回答している。そこで頻繁に発生している10種類のトラブル事象を、相撲の番付形式で東西の横綱、大関、関脇、小結、前頭にまとめた。

 東の横綱には「なんちゃってオンライン請求書」、西の横綱には「契約書迷子」が挙がった。「なんちゃってオンライン請求書」は、データで届いた請求書を紙に印刷・押印、その後スキャンしてデータ保存・メール送付などを行う非効率なやり取りのこと。「契約書迷子」は膨大な数の契約書ファイルから特定のものを探すも見つからず苦労する様子を示している。

書類 「契約書迷子」イメージ

 東の大関には、請求書の支払い承認印を役職順にもらうために社内を駆け回る「請求書スタンプラリー」、西の大関には、名刺の整理ができていないことから連絡を取りたい時に名刺の山を捜索する「名刺大捜索」が選出。

 東の関脇には、FAXで注文書を送付後、無事に届いているか電話やメールで相手方に確認する「FAX 注文書 安否確認」、西の関脇には、紙で受領した請求書が紛失・行方不明になり経理への提出期限を過ぎてしまう「神隠し請求書」が選ばれた。

書類 「請求書スタンプラリー」イメージ

 その他、東の小結には「難読FAX注文書」、西の小結には「契約書押印ストレス」が選ばれた。「難読FAX注文書」はFAXで届いた注文書の手書き文字が雑で汚く判断できない状態を指す。「契約書押印ストレス」は契約書への押印は失敗が許されないことから、異常に緊張する状態を表している。

 東の前頭は、名刺交換した相手にメールを送る際、アドレスを打ち間違えそうになる「メアド打ち込み目視確認」、西の前頭は、上司・決裁者や法務のスケジュールに合わせて、契約書の押印業務のためだけに出社する「契約書ハンコ出社」となった。

書類 「メアド打ち込み目視確認」イメージ

 調査は、全国のビジネスパーソンを対象にインターネットで実施した。調査期間は11月2〜7日。

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