「ふるさと納税」で選んだ返礼品は？ ランキングを見る：「制度がよく分からない」の声も

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　「ふるさと納税」で、どんな返礼品を選んでいる人が多いのだろうか。「ふるさと納税」をしたことがある人（45.6％）に聞いたところ「肉」（174人）と答えた人が最も多いことが、エアトリ（東京都港区）の調査で分かった。

　2位は「魚介類・海産物」（167票）、以下「果物類」（115票）、「お米」（91票）、「酒」（65票）と7位まで食品が続いた。このほか、「家具」「施設利用の券」といった回答もあった。

返礼品の内容（出典：エアトリ）

　寄付総額を聞いたところ、最も多かったのは「1万円以上3万円未満」（29％）。次いで「3万円以上5万円未満」（21.3％）、「15万円以上」（13.2％）という結果に。約3割の人が「1万円以上3万円未満」で寄付していることがうかがえた。

寄付総額を聞いた（出典：エアトリ）

　「ふるさと納税」をしたことがない人（54.4％）に、その理由を聞いたところ、「制度がよく分からないから」（52.4％）がトップ。次いで「面倒だから」（25.6％）、「経済的な余裕がないから」（20.6％）、「必要性を感じないから」（19.8％）と続いた。「制度開始から15年目となる今も『ふるさと納税』の仕組みややり方が浸透していないことが分かった」（同社）

「ふるさと納税」をしない理由（出典：エアトリ）

　インターネットを使った調査で、20代以上の男女733人が回答した。調査期間は11月29日〜12月4日。