外国人留学生就職情報サイト「リュウカツ」を運営するオリジネーター(東京都渋谷区)は、同サイトに登録している外国人留学生を対象に「理系外国人留学生の会社選びとキャリアプランに関するアンケート」を実施。その結果、企業選びの際に重視するポイントは「企業の知名度・ブランドイメージ」「職場環境や社風が合う」を抑えて「給与水準が高い」が圧倒的1位だった。
同社ではコロナ前の2019年より調査を実施しており、22年は4回目となる。回答者の出身地域は、東アジア、東南アジア、南アジア、欧州、米国地域、アフリカ、オセアニアなど。
就職したい(現在就職している)業種は、「IT・情報通信」(34.9%)が4年連続1位だった。年々割合が上昇し、19年と比較すると10.5ポイント増加している。コロナ前後の傾向として、2位の「エネルギー・資源・素材」(14.6%)は20年から割合が高くなり、19年に2位で今回3位の「電機・精密」(10.2%)は、コロナ禍以降に減少している。
働きたい(現在働いている)職種は、「研究開発」が21年比で9.4ポイント減となったものの、4年連続1位に。同社では要因として「回答者の約6割(59.0%)が大学院生であることも理由の1つでは」としている。
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