画狂人 井上文太、HYDEとコラボ 666枚限定のジグレー、予約受付を開始(2/2 ページ)

» 2022年12月20日 15時10分 公開
[ITmedia]
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 井上氏は画家の金子國義氏に師事し、1999年から画家としての活動を開始。画家としての活動以外にも、三谷幸喜脚本のNHK連続人形活劇『新・三銃士』のキャラクターデザインやNHKパペットエンターテイメント『シャーロックホームズ』の人形美術監修も手掛けている。

画狂人 井上文太氏

 画集『閃き 〜 INSPIRATIONS 〜 画狂人 井上文太』では日本画、水墨画、仏画、油絵、水彩画、書、デザインなど多岐にわたる手法を通じて描いた200点余の作品を収録した。丸善 丸の内本店(東京都千代田)の週間ベストセラーでは、ノンフィクション部門で1位を獲得。楽天市場の書籍売り上げランキング美術品部門でも1位になるなど反響を呼んでいる。

画集「閃き 〜 INSPIRATIONS 〜画狂人 井上文太」

 井上氏は動物や植物に加えて、仏画、武者絵などを通じて日本の文化、生命の美しさを世界に発信し続けている。HYDE氏は画集について「文太兄貴は三大欲求のごとく絵を描く。描かないと死ぬとでも思ってるのかな? まさに画狂人」とコメントしている。

人気ミュージシャンで音楽プロデューサーのHYDE氏

 「日本のアート産業に関する市場調査2021(主催:一般社団法人アート東京、制作:エートーキョー)」によれば、日本全体の美術品市場の規模は2186億円と推計されている。中でも3年間で100万円以上購入している「高額購入者」の動きには注目すべき点がある。

日本全体の美術品市場の規模は2186億円と推計されている(プレスリリースより)

 全購入者が美術品をインテリアやプレゼント目的で買っている一方、高額購入者はコレクションや作家の支援を目的として購入していて、エートーキョー(東京都港区)によれば「『高額購入者=コレクター層』が順調に成長していることが確認される」という。

高額購入者はコレクションや作家の支援を目的として購入している(プレスリリースより)

 今回のジグレーの販売も、アートに対して適切な価格を付けるという意味で、一石を投じそうだ。

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