HYDEが愛した金子國義、『不思議の国のアリス』挿絵のNFTが発売 楽天の狙いは?

» 2022年07月23日 22時05分 公開
[今野大一ITmedia]

 楽天グループは、金子國義画伯が描いた『不思議の国のアリス』の挿絵を使用したNFT「金子國義『不思議の国のアリス』シリーズ」を、同社が運営するNFTマーケットプレイスと、販売プラットフォーム「Rakuten NFT」で7月23日より取り扱う。販売開始日は、金子画伯の誕生日に合わせた。

NFT「金子國義『不思議の国のアリス』シリーズ」を、楽天が運営するNFTマーケットプレイスと、販売プラットフォーム「Rakuten NFT」で取り扱う(プレスリリースより)

 同画伯は生前、人気ロックバンドL'Arc〜en〜Ciel (ラルクアンシエル)のボーカルhyde(ハイド)さんとプライベートで親交を深めていて、ソロ「HYDE」名義での3作目のアルバム『FAITH(フェイス)』のジャケット表紙の依頼を受けるなど、著名人にもファンが多い(HYDEが心酔した画家・金子國義 美術を守り続ける息子の苦悩と誇り参照)。

HYDE名義でのソロ3作目のアルバム『FAITH』(2006年)のジャケット表紙ジグレー(撮影:河嶌太郎)

『不思議の国のアリス』挿絵の原画をNFT化 楽天の狙いは?

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