消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
保険相談サービスを提供する保険マンモス(東京都港区)は、「夫婦のお小遣い事情」に関するアンケート調査を実施した。半数以上の世帯が「お小遣い制」を採用しており、「夫のお小遣い」で最も多いのは月額「2万円以上〜3万円未満」だった。
お小遣い制を採用している家庭の内訳を見ると、「夫のみお小遣い制」「夫婦それぞれがお小遣い制」がほぼ同数となっている。
夫のみお小遣い制の家庭では「月末に財布の残金を全て返金してもらう。財布をリセットして、あらためて月のお小遣いを渡すルールにしている」(妻50代、夫50代)、夫婦それぞれお小遣い制の家庭では「給料からクレジット代やローンなど引かれるお金を引いて残ったお金で折半してお小遣いにしている」(妻20代・夫20代)といった意見があった。
夫のお小遣いに着目すると、月平均で最も多いのは「2万円以上〜3万円未満」。次いで2位「1万円以上〜2万円未満」、3位「3万円以上〜4万円未満」と続いている。1カ月30日で計算した場合、1日当たりの予算は「約700円〜1000円程度」の家庭が多いようだ。
夫のお小遣いに大きな影響を与える「昼食代」については、お小遣いをもらっている夫のうち「毎日の昼食代が含まれている」人は全体の47%。一方、「昼食代は含まれていない」人は53%で、ほぼ半数ずつの結果となった。
夫のお小遣いが収入に占める割合は、1位「5%以上〜10%未満」(50%)、2位「5%未満」(29%)、3位「10%以上〜15%未満」(12%)となり、大半は夫のお小遣いが収入の10%未満に抑えられているようだ。
新型コロナが夫のお小遣いに影響したかについては、82%が「変わらず」と回答している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング