消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
出産や育児の情報サイトを運営するベビーカレンダー(東京都渋谷区)は、403人のママ・パパから2022年を表現する「漢字一文字」を募集し、その結果を発表した。今年を表す漢字一文字の1位は「幸」となった。2位「新」、3位「変」、4位「動」、5位「命」と続く。
1位の「幸」は、初めての子育てや、22年に子どもを出産した人からの票が多く集まった。初めての妊娠や出産、育児を経験し、今までにない幸せを感じる瞬間が多かったという声が多数聞かれた。
2位の「新」は、新型コロナの影響で自粛を余儀なくされていたイベントなども復活し、新しい生活がスタートしたと感じた人から票が集まった。「日々新しいことができるようになるわが子の成長を感じた」という声も寄せられた。
3位の「変」は、「新」を選んだ理由と同様に、さまざまなイベントの復活や脱マスクに向けた動きなど、コロナ禍の暮らしに変化があったと感じた人が多かった。世界的な状況も大きく変化したことなども理由に挙がった。
22年の「子育て」を表す漢字一文字を聞くと、1位「愛」、2位「笑」、3位「命」となった。
1位の「愛」は、初めて子育てを経験した人からの票が多く集まった。「こんな愛おしく、守っていきたいと思う存在ができたことが嬉しいです。自分よりも大切な存在です」(30代女性)、「変わらない長女の愛しさと新たに芽生えた命の愛しさ、おなかの赤ちゃんへの長女の愛情も感じて選びました」(30代女性)などのコメントが寄せられた。
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