消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日本安全食料料理協会は、20〜60代の男女を対象に「食生活の乱れと和食」についての調査を実施した。その結果、和食の中で最も好きなメニューは、3位が同率で「刺身」と「豚汁」、2位は「みそ汁」、1位「寿司」となった。
現在の食生活について尋ねると、41.5%が「乱れている」と回答した。理由で一番多かったのは「栄養バランスが偏っている」で64.4%、次いで「食事を抜くことがある」(40.2%)、「食事を摂る時間が不規則」(37.3%)だった。
外食する頻度を聞いてみると「ほとんど外食しない」と回答した人が60.4%と半数以上を占めた。まだコロナ禍ということもあり、外食を控えている人も多いことがうかがえる。
1週間のうちに家で料理をする頻度を尋ねると「ほぼ毎日」と回答した人が最も多く66.8%、「週1、2回程度」(10.2%)、「週に3、4回程度」(14.6%)と続いた。
「和食」についてのイメージを聞いてみると「健康によい」と回答した人が83.7%と圧倒的に多くなった。「季節感がある」(49.4%)や「あっさりしている」(44.3%)、「素朴」(32.1%)、「伝統的」(29.5%)などが上位となった。
好きな和食のメニューを聞くと、1位は「寿司」(389人)となった。2位は「味噌汁」(103人)、3位は同数で「刺身」「豚汁」(69人)、5位「すき焼き」(66人)となった。
和食を家で作るのは難しいと感じるか聞いてみると「料理によっては難しいと感じる」と回答した人が多く79.1%だった。
調査は、20〜60代の男女1000人を対象にインターネットで実施した。調査期間は11月15〜19日。
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