冬休みを取得する予定はないとした人に、その理由を聞いたところ、「勤務先に冬休みというものが存在しない」(52.2%)という理由が半数を超えた。次いで「休んだ時にバックアップしてくれる人員がいない」(17.9%)、「休暇よりも収入が欲しい」(15.7%)と続いた。
回答した人からは「自身や周りの医局には冬休みの制度がない。市中病院勤務でも周りで冬休みを取っている人はいない」(30代/皮膚科/大学病院勤務)、「入院患者を担当していると、休みがとりにくい」(60代/一般内科/一般病院勤務)といった意見が多く集まった。また、「仕事が楽しいので、休みたくない」(40代/消化器内科/一般病院勤務)といった声も見られた。
医師たちの冬休み・年末年始エピソードでは、「除夜の鐘を聞きながらの救急処置が多かったかも。おせち料理に関する切り傷や火傷が良く来たものだ」(70代以上/消化器外科/クリニック・診療所勤務)、「普段より受診患者数は多く、息つく暇もない」(50代/循環器内科/一般病院勤務)などのコメントが寄せられた。また、「お餅の誤飲が増える」「もっと休みたい」といった声も集まった。
調査は12月6〜13日に、Dr.転職なび・Dr.アルなびに登録する会員医師669人を対象にインターネットで実施した。
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