「三大少年誌」 ジャンプ・マガジン・サンデー 唯一、前年から部数を伸ばしている雑誌は?今日のアイスブレーク(2/2 ページ)

» 2023年01月12日 05時00分 公開
[ITmedia]
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 日本雑誌協会の直近データ(22年7〜9月)によると、ジャンプ・マガジン・サンデーの中で最も発行部数が多いのはジャンプです。128万2500部で、三大少年漫画誌の中で唯一100万部を超えています。一方で、前年同期の137万1818部と比較すると、9万部近くも落ち込んでいます。

週刊少年ジャンプ、直近1年の発行部数推移(出所:日本雑誌協会の発行部数データ、以下同)

 2位は、マガジン。直近の発行部数は、44万5750部です。前年同期は50万2083部だったので、5万部以上も減っています。

週刊少年マガジン、直近1年の発行部数推移

 3位はサンデー。直近の発行部数は19万7500部と、三大少年誌の中で最も少ないものの、前年同期と比較して唯一部数が伸びています。

週刊少年サンデー、直近1年の発行部数推移

 全国出版協会・出版科学研究所によると、出版物の売り上げシェアに占める「紙雑誌」の割合は、14年の37.6%から21年には20.5%と大幅に減少しています。この流れが今後も続いていけば、漫画雑誌の休刊や廃刊のニュースが増えるかもしれません。

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