消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
アフタースクール寺子屋(東京都目黒区)が、30代と55〜65歳の男女を対象に、「子どもの頃の習い事とリカレント教育」についての調査を実施した。その結果、子どもの頃に「習っておいて良かった」習い事の1位は「書道」だった。
子どもの頃に通っていた習い事で、「やっておいて良かった」と思うもの1位は「書道」(27.9%)で、「ピアノ」(23.4%)、「水泳」(20.5%)と続いた。回答した人からは、「子どもの頃に書道を習っていたので、勤務先で手書きの文書を自信を持って作成することができた」(50代男性・京都府)や、「新しいものを自分に習得させるコツは心得ていたかもしれない」(30代女性・北海道)という声があった。
次に、社会人になった今「もう一度何かを学びたいと思った経験はあるか」という問いに、「数回はある」(42.6%)、「何度もある」(31.4%)を合わせた約7割の人が「ある」と回答したことが分かった。
「ある」と回答した人に「どのようなことについて学びたいか」を問うと、最も多かったのは「資格、検定のための専門分野」(61.9%)だった。ほかにも「英語」(47.5%)や「音楽」(21.2%)という声も多かった。
一方、仕事をしながらそれぞれのタイミングで学び直す「リカレント教育」を受けたことがある人は10.4%と、学びたいと思っていても実際に教育を受けている人は約1割にとどまっているという。
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