スポットワーカー(空き時間で仕事を担う労働者)を採用した割合は29.4%だった。業種別でみると、最も多かったのは「接客(ホテル・旅館)」で38.1%、次いで「事務データ入力・受付・コールセンター」で37.5% 、「警備・交通誘導(セキュリティ等)」で36.8%、「軽作業(倉庫・物流)」で36.7%だった。
前年よりスポットワーカーの採用数が増えた割合は39.1%で、業種別では「接客(ホテル・旅館)」で62.8%、次いで「製造ライン・加工(メーカー)」で48.8%だった。
接客(ホテル・旅館)でスポットワーカーの採用数が特に増加したことについて、マイナビは「宿泊業界はコロナ禍で人員削減が進んでいたが、急速に採用ニーズが高まったことで正社員や長期のアルバイトの採用が難しかったと思われる。そのため数時間単位の仕事を担うスポットワーカーの採用が増加したのではないか」と推測した。
今回の調査は、直近1年以内にアルバイト採用業務に携わった20〜69歳の会社員(会社役員・自営業含む)を対象にインターネットで行った。期間は22年11月25〜30日、有効回答数は1767人。
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