消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
積水ハウスは、全国の20〜60代・既婚の持ち家に住む男女を対象に、「自宅における冬の寒さ対策に関する調査」を実施した。「この冬、コロナ禍前より電気代が上がった」と答えた人は63.6%と、半数を超えた。
さらに、ガス代(灯油代)も56.1%が「コロナ禍前より高くなった」と回答。ガス(都市ガス)も灯油も、この2〜3年で単価が上昇している。自宅で過ごす時間が増えたことによるストーブや床暖房の使用時間の増加は、ガス代(灯油代)の上昇に影響しているようだ。
また夏にコロナ禍前より電気代が上がったか聞いたところ、「上がった」と答えた割合は44.0%であったことから、冬は特に電気代が上がったと感じている人が多かった。
電気代が上がった人の月の料金の変化額で最も多かったのは「5000円以上」(23.9%)だった。次いで「3000円以上」(18.6%)、「1万円以上」(14.5%)という結果に。
ガス代が上がった人で最も多かったのは「5000円以上」(14.7%)、次いで「3000円以上」(19.9%)、「2000円以上」(14.7%)だった。5000円以上電気代が上がった人は38.4%と3人に1人の割合、ガス代は23.2%と、家計への負担がうかがえた。
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