パナソニックは1月17日、一人暮らし向け食洗機「SOLOTA(ソロタ)」を発表した。食洗機というとファミリー向けで大容量タイプが主流だが、SOLOTAは狭いキッチンでも置きやすいコンパクトサイズ。設置面積は、これまでの最小モデル「プチ食洗(NP-TCR4)」の約半分で、310(幅)×225(奥行き)mmと「ほぼA4ファイルサイズ」だ。
SOLOTAの開発のため同社は、メインターゲットと同世代の社員を社内各部署から集め、プロジェクトチームを結成。一人暮らしのキッチンのサイズやレイアウト、食事内容や使う食器などを半年以上にわたり徹底的に調査した。
SOLOTAが一度に洗える食器は最大6点まで。同社キッチン空間事業部の楠健吾さんによると「一人暮らしが使う食器は1食あたり約2〜3点。それぞれの生活リズムに合わせて、朝・昼、昼・夜などまとめて食器を洗えるよう庫内容積を設計した」という。全ての部品をイチから見直し、同社の食洗機では最小の設置面積と、一人暮らしに適切な庫内容積を両立した。
機能面では、ファミリー向けの大容量食洗機と同様に「ストリーム除菌洗浄」機能を搭載。使用水量は約2.5Lで、手洗いの約8分の1と高い節水性も兼ね備えた。引き出しタイプの着脱タンク式であり、蛇口から直接給水が可能だ。
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