子育てに関する感情について尋ねた。すると、15年から22年にかけて、「子育てによって自分も成長していると感じること」「子どもがかわいくてたまらないと思うこと」といった子育てへの肯定的な感情は減少傾向が見られた。
否定的な感情はどうか。「子どものことでどうしたらよいか分からなくなくなること」は15年調査と比べ13ポイント増、「子どもを育てるために我慢ばかりしていると思うこと」は約20ポイント増となった。
同研究所は「子育て観が変化した背景には、過去に比べて、女性の大学進学率や就業率が上昇しており、選択肢が広がるなかで、自分らしい生き方や働き方を求めているのではないかと推察される」とコメントした。
今回の調査はインターネット上で実施した。調査時期は22年3月。
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