消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
AlbaLink(東京都江東区)は、ホワイト企業への意識に関する調査を実施した。その結果、ホワイト企業だと思う職場の特徴として「休みが多い・休みやすい」と回答した人が最も多いことが分かった。
ホワイト企業だと思う職場の特徴を聞いたところ、1位は「休みが多い・休みやすい」(137人)だった。次いで、「残業なし・少なめ」(120人)、「残業代がきちんと支払われる」(100人)と続いた。
「休みが多い・休みやすい」と回答した人からは、「年間休日数が多い」(20代男性)、「有給休暇消化率100%」(30代男性)といった声があがり、「残業なし・少なめ」については「過度な残業や休日出勤がない」(20代男性)、「残業代がきちんと支払われる」では「残業代が1分単位で支払われる」(30代男性)といったコメントが寄せられた。
4位以下は「福利厚生が充実している」(83人)、「満足できる給与がもらえる」(80人)、「人間関係がよくハラスメントがない」(79人)、「コンプライアンス意識が高い」(62人)、「意見を言いやすい」(44人)、「ワークライフバランスがとれる」(38人)、「社員を大事にしている」(21人)が続いた。
自分の会社をホワイト企業だと思うか聞いてみると、「思う」と「まあ思う」が合わせて61.9%と、ホワイト企業で働いていると感じている人が多いことが分かった。
「思う」と回答した人からは、「労働者の不満を聞き入れて改善してくれるから」(20代女性)、「残業が少なく、ワークライフバランスが取れていると感じるため」(40代男性)という意見があった。
一方、「思わない」と回答した人からは、「休みが少なく、勤務時間が長い」(40代男性)、「給料が安いのと、有給消化率も低い」(30代女性)といった意見が寄せられた。
今回の調査は、現在仕事をしている507人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は、22年12月27日〜23年1月6日。調査結果の詳細は同社が運営するオウンドメディアで公開している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング