食品を扱う会社は、環境の変化が及ぼすさまざまなリスクへの対応を迫られている。気候変動の影響を受けやすい農産物や水を原料としているためだ。
ビール大手のキリンホールディングスは、気候変動への的確な対応策が求められる気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に基づくシナリオ分析を2017年から率先して実施してきた。
環境対策で日本企業の先頭を走っているCSV(Creating Shared Value=共通価値の創造)戦略部の藤原啓一郎シニアアドバイザーに、その狙いと具体的な対応の方策を聞いた。
藤原啓一郎(ふじわら・けいいちろう)1959年生まれ。大手機械メーカーを経て、1990年にキリンビール入社、2006年にCSR・CC本部、社会環境室、15年にCSR推進部、17年からCSV戦略部、環境対応を担当。大阪府出身
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