物価高を受け、希望の年収額が変わった人はどのくらいいるのだろうか。20代のビジネスパーソンに聞いたところ「変わった(やや変わったを含む)」(43.3%)と答えたのは4割を超えていることが、学情(東京都千代田区)の調査で分かった。一方、「変わらない」(30.2%)と答えたのは3割ほど。
「変わった」と答えた人からは「特に20代のうちは自己投資が必要だと思う。自身の成長のために使えるお金を確保するためにも年収を上げたい」「将来のことを考えると、預貯金や投資にまわすお金は減らしたくない。生活レベルを維持するためには年収を上げることが必要」といった声があった。
賃金アップを図る企業に魅力を感じますかという質問に対し、「魅力を感じる(どちらかと言えばを含む)」と答えたのは95.0%という結果に。
「魅力を感じる」と答えた人からは「全ての企業が賃上げに踏み切れるわけではないので、魅力を感じる」「賃金を上げる企業は、優秀な働き手からも選ばれやすくなるので、今後も成長を続けていくと感じる」などのコメントがあった。
調査結果を受けて、学情は「物価高により支出が増えていることを受け、収入を増やしたいと考える20代が多い。また賃金アップは、業績の好調さや成長性の表れだと受け止める20代が多いことがうかがえた」としている。
インターネットを使った調査で、20代のビジネスパーソン381人が回答した。調査期間は1月10〜17日。
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