消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
就活サイト「ONE CAREER」を運営するワンキャリア(東京都渋谷区)は、2025年卒の学生を対象に「就活の実態調査」を実施した。その結果、25年卒が志望している業界の1位は「金融」であることが分かった。
2位は「メーカー」、3位は「IT・通信」という結果になった。結果を24卒と比較すると、「金融」が5位から1位、「IT・通信」が6位から3位と、大幅に順位を上げた。
次いで志望職種を尋ねると、1位は「総合職」、2位は「企画・マーケティング」、3位は「コンサルト」という結果に。24卒と全く同じ結果になった。
同社は「近年は担当職種を定めず複数部署を経験しながら適性を見極めていく『メンバーシップ型雇用』から、専門的なスキルを重視し特定のポジションでの活躍を確約する『ジョブ型雇用』の採用が広がっている。そのような中でも総合職は、世界的な情勢不安を背景に、安定と成長を一定両方満たすことできる職種として主要な選択肢の一つであるものと考えられる」とコメントした。
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