中小企業や個人事業主向けにコンサルティング事業を行うエフアンドエムは、中小企業の冬季賞与およびインフレ手当に関する調査を実施した。その結果、8割以上が2022年冬季賞与を支給している一方、インフレ手当については多くの中小企業が未支給であることが分かった。
22年冬季賞与の支給額を正社員とパート社員に分けて聞いたところ、正社員で最も多いのは「21万〜40万円」(46%)。次いで「1万〜20万円」(24%)となり、1〜2位を合わせて全体の70%を占めた。「支給なし(0円)」の企業は13%だった。パート社員については、1位「0円」(49%)、2位「1万〜10万円」(42%)、3位「11万〜20万円」(7%)。
賞与を支給している企業の平均支給額は、正社員が26.8万円、パート社員が3.4万円。業種別では「不動産業」(31.6万円)、「IT関連業」(31.1万円)が高く、「飲食業・宿泊業」(10.4万円)が低い傾向に。
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