データドリブンセールスを実現するためには、ビジネス、ユーザー、データの3つの視点が必要です。
例えば、UXデザイナー、ビジネスデザイナー、テックリードがチームを組んで実行するような体制が望ましいです。
デザインメンバーは、ユーザーのニーズや課題を理解することに長け、ペルソナやジャーニーマップ、業務フローなどをヒアリングを行いながら素早く可視化します。ビジネスデザインメンバーは、売上目標と業務フローの関係性や目標KPIとのひも付けを把握し、鋭い視点で導いていきます。テックメンバーは、データ基盤やデータ取得、データのつながりの観点から現状を把握し、課題を抽出します。
これら3つのアプローチが組み合わせることで、プロセスを効率的かつ迅速に進めることができます。
顧客理解、業務フローの可視化においては、UXデザインプロセスで行う現状理解・分析そのものです。UXデザインプロセスでは、ユーザーの利用状況、ニーズや課題を把握するために、ユーザーインタビューやプロトタイピングなどの手法を用いて調査します。
一見、業務フローはとてもシンプルでも、業務フロー上には現れないところに関係者同士のコミュニケーションや手作業で行っていることなどが隠れていたりします。責任者が見えていない担当者が抱えているストレスもあるかもしれません。
また、担当者が重要だと思っているKPIやアクションは売り上げから全体を見渡したときに、ズレている可能性もあります。ユーザーの行動だけではなく、思考や感情を捉えていくことも重要です。
データ活用はなぜ進まないのか 見落としがちな「落とし穴」
データ活用の難易度は、ビジネスモデルによって違う
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