西武園ゆうえんち、新アトラクション「ウルトラマン・ザ・ライド」発表 自粛明けの外出需要狙う：ショーやレストランもアップデート

[ITmedia]

　西武園ゆうえんちは、2023年の1年間を「とびっきりスゴYEAR！」として新たなアトラクション、イベント、ショー、レストランなどを展開すると発表した。21年のリニューアルにより、1981年からの累計来場者数は4000万人を突破したという。

西武園ゆうえんちは2023年を「とびっきりスゴYEAR！」として盛り上げていくと発表した（画像：以下、プレスリリースより）

　新アトラクション第一弾は、「ウルトラマン」をテーマにしたライド・アトラクション「ウルトラマン・ザ・ライド」だ。ゴジラ・ザ・ライド同様の臨場感や没入感を伴う大型ライド・アトラクションとして初夏に登場する予定。

ウルトラマン・ザ・ライド

　そのほか、本格西洋料理を楽しめるエンターテインメントレストラン「食堂車レストラン 黄昏号」を開業する。店内に設置された数十台のスピーカーによる臨場感のある音響と、車窓を模したディスプレイに流れる日本の四季折々の風景でゲストを鉄道旅行の体験に引き込む。

食堂車レストラン 黄昏号

　「舶來グリル」 はキャラクターコラボメニューが楽しめるレストランへ進化し、ゴジラをモチーフにした新メニューを提供する。ゴジラのインパクトと力強さを体現した総重量800グラムを超える超重量級のカレー「ゴジラフット 大盛黒カレー」のほか、ウルトラマン・ザ・ライドのオープンに合わせウルトラマンをモチーフにしたメニューも販売。アトラクションだけでなく、飲食メニューでもキャラクターの世界観を感じられるようにした。

ゴジラフット 大盛黒カレー（中辛）

　さらに、園内の人気メニュー「クリイムソーダ」の累計販売数が5万杯を突破（21年5〜23年1月）したことを記念し、園内のどこにいてもクリイムソーダが楽しめる「期間限定！クリｨｨｨｨイムソーダ大作!!」 を開催するとしている。

クリイムソーダ 東雲

　人気ショー「商店街名物 ブギウギ祭」では、通常の約20倍となる100万枚の紙吹雪を撒く「桜まみれフェス」を実施する。桜開花前の3月17日〜5月7日までの計37日間にわたって開催する予定（4月10〜28日の平日を除く）。前後左右360°が桜色の紙吹雪に埋め尽くされる規格外のお花見体験を提供する。

桜まみれフェス

　自粛明けムードが広がる中、新しいアトラクションやショーで来場者数を増やせるか。