消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
マーケティングリサーチなどを手掛けるアーキテクト(東京都港区)は、同社が運営する調査「タレントパワーランキング」で「韓国の男性アイドルグループランキング」を発表した。1位は「BTS」という結果に。
このランキングは、アーキテクトが2022年11月に実施した10〜60代の男女への調査を基に、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせて独自のパワースコアを算出したもの。
1位の「BTS」(パワースコア17.2)は、13年にHYBE傘下の「BIGHIT MUSIC(旧 Big Hit Entertainment)」からデビューした7人組男性グループだ。21年から3年連続のグラミー賞ノミネートに加え、国連総会での演説や、ホワイトハウスからの招待などグローバルに活躍している。23年2月からBTSは活動休止中だ。休止期間中にメンバーそれぞれの計画に従って兵役義務を履行するとされ、7人そろっての活動再開は25年ごろを目指すとしている。
2位には「SEVENTEEN」(同7.3)がランクインした。15年にHYBE傘下の「PLEDISエンターテインメント」からデビューした13人組男性グループで、18年には日本で10万人規模のコンサートツアーを成功させている。米国のヒットチャート「ビルボード200」では4thアルバム『Face the Sun』が7週間連続チャートイン(22年7月末時点)を記録した。
3位は、HYBE傘下の「BELIFT LAB」からデビューした「ENHYPEN」(同6.4)が獲得した。グループは、「HYBE」と「CJ ENM」の共同オーディション「I-LAND」からの選出メンバー7人で結成した。メンバーは、韓国、日本、オーストラリア、米国にルーツを持ち、多様性に富んでいる。
4位以下は「TOMORROW X TOGETHER」(同6.1)、5位は「EXO」(同4.9)、6位は「NCT127」(同4.8)という結果になった。
調査は毎年2、5、8、11月にインターネット並びにFAX調査で実施している。一都三県在住の1100人(10〜50代男女は5歳刻みで各50人、60代男女は各50人)を対象に実施した。
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