「技術営業→SE」にジョブチェンジ 転職者のリスキル、実態は?9割超が「リスキルは必要」(1/2 ページ)

» 2023年03月17日 08時00分 公開
[ITmedia]

 「学び直し」「スキルの再取得」を意味するリスキリング。「転職」におけるスキルアップ、ジョブチェンジの文脈でも注目を集めている。

 総合転職エージェントのワークポート(東京都品川区)がビジネスパーソン563人を対象に実施した「リスキリングに関する意識調査」では、転職者の9割以上が「リスキリング推奨企業は魅力的だ」と回答。実際にリスキリングをしてジョブチェンジを行う転職者は、どれくらいいるのだろうか。

リスキル 「技術営業→SE」にジョブチェンジ 転職者のリスキル、実態は?(出所:ゲッティイメージズ)

大多数が「リスキリングは必要」

 調査によると、94.1%が「キャリア形成にリスキリングが必要」、96.4%が「リスキリングを受けた場合、自身のキャリアが変化すると思う」と回答。多くの人がキャリア形成においてリスキリングを重視している様子がうかがえた。

 リスキリングを受けることで期待できる変化については、「現在の仕事をより広い視点から見ることができる」(40代・男性・企画マーケティング)、「転職時に自信を持って自分のスキルを伝えられるようになる」(20代・女性・システムエンジニア)などの声が聞かれた。

リスキル キャリア形成においてリスキリングは必要だと思うか(出所:プレスリリース、以下同)
リスキル リスキリングを受ける場合、自身のキャリアはどれぐらい変化すると思うか

 また、93.9%が「リスキリング推奨企業は魅力的だ」と回答。魅力を感じる理由として、「働きながら自らの価値を高めることができるため」(30代・男性・管理)、「従業員思いだと思うから」(20代・女性・事務)など、成長できる環境があることや、そういった環境を用意する企業の姿勢に魅力を感じるという意見が多く挙がった。

リスキル 93.9%が「リスキリング推奨企業は魅力的だ」と回答
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