和洋菓子大手のシャトレーゼ(山梨県甲府市)は、「シャトレーゼ西麻布店」(東京都港区)に無人決済システムを導入し、3月25日に「24時間無人販売店舗」としてリニューアルオープンすると発表した。早朝や夜間の買い物ニーズにも対応する。
シャトレーゼは西麻布店に無人決済システムを導入し「24時間無人販売店舗」とする(プレスリリースより、以下同)
同社が導入するのは、無人決済店舗の開発を手掛ける「TOUCH TO GO」(タッチトゥゴー、東京都港区)が開発したシステム。天井に設置した複数のカメラなどの情報から、入店した利用客が手に取った商品をリアルタイムに認識。利用客は出口付近に設置してある決済端末ディスプレイに表示された購入商品の合計金額を確認し、決済をするだけで買い物が完了する。
無人決済システムの利用イメージ
従来の有人レジ店舗と比較し、買い物時間が短縮できるほか、24時間営業とすることで、早朝や夜間に購入したい利用者のニーズにも応える。午前11時から午後8時は店舗スタッフが常駐するため、焼き立ての菓子も購入が可能だ。
商品の予約はWebのみで受け付ける(商品の提供時間は正午〜午後7時)。
「TOUCH TO GO」の無人決済を導入した西麻布店の内観
同社は国内に740店舗、海外9カ国に160店舗を展開している。
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