野球の世界一決定戦「ワールドベースボールクラシック」(WBC)で“侍ジャパン”こと日本代表が14年ぶり3度目の優勝を果たしたことを受け、大谷翔平選手の出身地である岩手県の地元紙「岩手日報」が、電子版の号外を公式Webサイトで無料公開した。紙面では、日本の優勝とともに、大谷選手が大会MVPに輝いたことを報じている。
大谷選手は岩手県奥州市の出身。地元の強豪校である花巻東高校を経て、2012年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団した。投打で活躍し、17年に渡米。米メジャーリーグ(MLB)のロサンゼルス・エンゼルスに入団した。新人王やシーズンMVPを受賞した他、昨季は“野球の神様”とも呼ばれるベーブ・ルース氏以来、104年ぶりの「2桁勝利・本塁打」、MLB史上初の「規定投球回・規定打席」を達成した。岩手日報は104年ぶりの偉業達成時も号外を配布。大谷選手の活躍を地域の読者に届けていた。
22日に配布した号外では「日本WBC制覇」「大谷『二刀流』MVP」の見出しで、大会の結果を報じた。
岩手日報社の公式Twitterアカウント(@iwatenippo)の投稿によると、紙の号外は盛岡駅前や大谷選手の出身地の奥州市内で配布。大谷選手とともに代表入りし、準決勝メキシコ戦に先発登板した佐々木朗希投手の出身地である同県陸前高田市内でも配布したという。
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