経営再建中の東芝の株価が好調だ。3月24日午前の株式市場で一時、前日比270円高(+6.4%)の4483円を付けた。東芝が23日、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)など連合による買収提案を受諾し、市場には好感されたようだ。
24日の取引は4483円に急騰して始まり、その後やや落ち着いたものの高値を維持。午前の終値は前日比214円高(+5.1%)の4427円だった。
東芝は23日、取締役会でJIP側の買収提案を受諾。JIP側は1株4620円、2兆円規模のTOB(株式公開買い付け)を7月に始めると発表した。成立後に東芝は上場廃止になる見通しだ。
上場廃止を目指す背景には、海外のアクティビスト(物言う株主)の存在がある。東芝を巡っては、不正会計問題の発覚や、原子力事業での赤字が膨らむなどして経営不振に陥り、海外のアクティビストからの出資を受け入れた経緯がある。非上場化によって事実上アクティビストを排除し、東芝の経営陣とJIP側のみで経営を立て直す考えだ。
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