転職先を選ぶうえで「SDGsを重視」5割、気にしない理由は？：仕事内容を重視

[ITmedia]

　転職先を選ぶうえで、企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視する人は、どのくらいいるのだろうか。転職サイトを利用している男女に聞いたところ、51％が「重視する」（重視6％、どちらかといえば45％）と回答していることが、エン・ジャパンの調査で分かった。

企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視しますか（出典：エン・ジャパン）

　「SDGsを重視する」という人に、その理由を尋ねたところ「企業も持続可能な社会の実現へ取り組むべきだから」（52％）がトップ。次いで「企業の将来性を判断できるから」（41％）、「企業も社会的役割を果たすべきだから」（40％）、「社員の働く環境にも影響がありそうだから」（33％）という結果に。

「SDGsを重視する」という人に、その理由を聞いた（出典：エン・ジャパン）

　一方、転職先を選ぶうえで「企業のSDGsを重視しない」と答えた人に、その理由を尋ねたところ「SDGsへの取り組みよりも、仕事内容や福利厚生などを重視するため」（53％）が最も多かった。次いで「企業選びの参考にできないから」「直接的に自分の仕事には影響がなさそうだから」（いずれも22％）、「SDGsが企業の将来性を示すものではないと思うから」（19％）と続いた。

「SDGsを重視しない」という人に、その理由を聞いた（出典：エン・ジャパン）

　インターネット調査で、転職サイトを利用している男女1万191人が回答した。調査期間は2月2〜21日。