トヨタは新型「プリウス」を1月10日に発売しました。プリウスの初代モデルは1997年、世界初の本格量産ハイブリッドとして誕生。これまで4世代が発売され、今回のモデルは5代目となります。
2009年に登場した3代目は、年間販売ランキング1位を初めて獲得。その後はベストセラーの常連となり、19年までの11年間で7回もの年間販売ランキング1位を獲得しています。プリウスはハイブリッドの代表というだけでなく、日本車を代表する存在にまで大きく成長したのです。
そんなプリウスの新型モデルは、5代目であっと驚く変化を遂げました。
新型プリウスは燃費の良いエコカーというだけでなく、そこに「一目ぼれするデザイン」と「虜にさせる走り」をプラスしたのです。具体的に言えば、フォルムは驚くほど低いものになりました。パワートレインも強力で、上位グレードとなる2リッターのハイブリッドは、従来型の1.6倍となるシステム総合出力144kW(196ps)を達成しました。Cセグメントのクルマとすれば、十分以上のパワーです。
そして3月15日には、プラグインハイブリッドの「プリウス PHEV」も発売。こちらはさらに高性能で、システム最高出力は164kW(223ps)にもなります。こちらは先代比で約2倍です。もちろん、燃費性能が落ちているわけではありません。2リッターは28.6km/L、1.8リッターは32.6km/L、プラグインハイブリッドは30.1km/Lもの優れた燃費を実現しています。
新しいプリウスは燃費が良いだけでなく、「格好良くて、よく走る」クルマになったのです。価格は、275万〜392万円。中心価格は300万〜350万円といったところでしょう。
では、その新型プリウスは、どれだけ売れたのでしょうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング