消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
中古スマートフォン販売を行うBelong(東京都港区)は、「2022年度の中古スマホ/機種別販売数年間ランキング」を発表した。1位は「iPhone 8」(64GB)だった。2位には「iPhone SE(第2世代)」(64GB)、3位は「iPhone 7」(32GB)がそれぞれランクイン。トップ10が全てiPhoneになり、Androidがランクインしない結果になった。
4位以降は「iPhone SE(第3世代)」(64GB)、「iPhone 11」(64GB)、「iPhone XR」(64GB)、「iPhone 6s」(32GB)、「iPhone 11」(128GB)、「iPhone SE(第2世代)」(128GB)、「iPhone 8」(256GB)の順だった。
前年調査から引き続き「iPhone 8」や「iPhone SE(第2世代)」など、Touch ID(指紋認証)を搭載している機種が上位にランクインした。
こうした機種が人気な理由について同社担当者は「人気の一因としては、コロナ禍でのマスク生活で、指紋認証の利便性が評価されていたことが挙げられる。2022年3月に『iPhone 12』シリーズ以降のFace ID搭載機種で、マスク着用時の顔認証が可能になったが 『高い性能は必要ない』『価格の安さを重視したい』というニーズも高かったと考えられる」と指摘する。
一方で、iPhone 11やiPhone SE(第3世代)など、比較的新しい機種の需要が高まっているといい「22年11月以降の月間ランキングでは、iPhone 12シリーズもトップ10にランクインしていた。Apple製品の値上げなど物価高により、新品購入の検討層が中古の購入も選択肢に入れた中で、比較的新しい機種の購入が拡大し中古スマホ市場においても世代交代が進んでいるようだ」とコメントした。
ソニーの「着るエアコン」“バカ売れ” 猛暑追い風に「想定以上で推移」
「スシロー」はなぜ、“食器舐め”本人の謝罪を拒否したのか 広報に聞いた
「ロッテリア」はどこでしくじったのか 売却に至った3つの理由
侍ジャパン人気、食に波及 東京ドームで「高額弁当」“バカ売れ”のワケ
「侍ジャパンの決勝、どうなった?」 9回表に離陸、航空会社の機内アナウンスが賞賛されたワケ
“ヌートバー効果”! 東京・かっぱ橋で「ペッパーミル」爆売れ 「4年前の在庫がやっと売れた」
侍ジャパンの選手が舌鼓 大阪の焼肉店「明月館」、“WBC効果”で来店客増加中
「想定以上の売り上げ」──期間限定47%増量商品、品切れ相次ぐ なぜローソンは値下げを選ばなかったのか
WBC取材の米国人記者、叙々苑弁当を「最高の食事」と絶賛 売れ行きは「まずまず」
加速する局アナの“テレビ離れ” 元TBS国山ハセン氏が選んだ意外な転職先
社用スマホ転売で6億円着服──バンダイナムコはなぜ、社員の不正を防げなかったのか
なぜ鳩? 「イトーヨーカドー」ロゴの謎 「ヨークベニマル」と何が違う?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング