西武鉄道は、西武池袋線の「池袋駅」「豊島園駅」を映画『ハリーポッター』の世界をイメージした内装にリニューアルする。豊島園駅の新駅舎の使用開始と、池袋駅の完成は4月25日を予定。6月に迫る「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(東京都練馬区)の開業に向けてPRを強化する。
池袋駅は、英国・ロンドンにある「キングスクロス駅」を参考にした。豊島園行が主に発着する1・2番ホームの壁面はれんが調に、駅サインもネイビーを基調に改修。随所に魔法使いやフクロウのイラストを施した。
豊島園駅新駅舎のコンセプトは「イマジネーションが日常に溶け込む駅」。日常と非日常空間をつなぐゲートをイメージしたシンプルなデザインに、魔法の世界を感じられる仕掛けをプラスした駅舎に仕上げた。
ホーム上の柱や駅名標、自動販売機などは、ホグワーツ魔法魔術学校へと続く「ホグズミード駅」を思わせる赤を基調としたデザインだ。また2020年8月に閉園した「としまえん」の遺産として、模型列車や電話ボックスオブジェ、ベンチなどをコンセプトに合わせてリメークして展示する。
5月16日からは『ハリー・ポッター』の主要キャストを大胆にあしらったフルラッピング電車「スタジオツアー東京 エクスプレス」の運行を実施。6月の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」の開業に向けてPRを強化し、地域活性化に取り組む。
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