同社は5年前から、アレルギー対応アイス「乳と卵と小麦粉を使用していないおいしいアイス」のバニラ味を販売している。こちらはチョコバッキーのような遊びが許されない、デリケートな商品だ。
このシリーズに今回、新たにココア味を追加した(4個入り259円)。アレルギーに悩む子どもたちに新たな味わいを楽しんでもらいたいとの思いを込めた。
乳製品の代わりに豆乳を使用。甘いカカオの風味とほんのりとした豆乳の風味が特徴だ。
チョコバッキーが異端児であれば、「その対極に位置しシャトレーゼの王道をいく」(中島さん)商品が「しぼりたて牛乳バー」。これまでリニューアルも含め10年以上のロングセラー商品だが、今回、よりフレッシュ感を増した「新・しぼりたて牛乳バー」にリニューアルした(1本81円、5月1日発売)。
八ヶ岳の契約牧場で搾乳された生乳を使用。生乳は従来から25%増量した。工場で低温殺菌し、生乳のおいしさをそのままアイスに詰めた。牧場で飲む牛乳のようなミルクの自然なおいしさを表現している。
シャトレーゼは1954年、焼菓子店「甘太郎」として創業。焼菓子は夏場は売れないため、アイスも手がけるようになった。
中島さんは「まったく性格が異なる3タイプのアイスの魅力をより広く知ってもらいたい」と話している。
シャトレーゼ、卵を使わない商品続々 人気菓子店は卵不足にどう向き合う?
シャトレーゼ、西麻布店を「24時間無人販売」に 無人決済で早朝・夜間ニーズに対応
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ なぜ人気?
刺身に電気を流して「アニサキス」撲滅 苦節30年、社長の執念が実った開発秘話
回転寿司の「迷惑行為」なぜ起きる? 専門家が指摘する「機械化の弊害」とはCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング