今回の訪日旅行の情報収集手段を聞いてみると、「SNS」が1位となり、以下「ガイドブック」「検索エンジンでの検索」「知人、友人からの口コミ」と続いた。
地域別で見ると、東南アジアでは「SNS」(50.7%)が半数を占め、東アジア、ヨーロッパ、オセアニアでは1位の「SNS」と2位の「旅行ガイドブック」が拮抗し、紙媒体を参考にする傾向が強いことが分かった。北米では「検索エンジン」(29.2%)が1位となった。
外国人観光客は具体的にどのようなサイトを参考にしているのか。同社が独自で12種類のWebサイトを選出し調査した結果、1位「TripAdvisor」、2位はJNTOが運営する外国人旅行者向け公式サイト「Travel Japan」、3位「japan-guide.com」という結果となった。
上位3つのサイトに絞って、それぞれを選択した人の出身地域ごとに分析すると、「TripAdvisor」は特定の地域に偏りなく参考にされる傾向があり、東南アジアでは「Travel Japan」「japan-guide.com」の比率が高かった。
年齢別で見ると、20代以下では「Travel Japan」の割合が高く、「TripAdvisor」「japan-guide.com」は、幅広い層が参考にする傾向があった。
今回の調査は、東京都内を訪れた外国人観光客358人を対象に街頭調査で実施した。調査期間は3月13〜17日。
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